AIは便利です。
でもその便利さが、子どもから「考える機会」を奪い始めているかもしれません。
目次
約4割の子どもが、宿題にAIを使っている
ニフティキッズが小中学生1,430人に調査を行いました。
結果は、約4割の小中学生が「勉強や宿題にAIを使ったことがある」。
使い方を聞くと、
- わからない問題の解説をしてもらう
- 作文の構成を考えてもらう
- 宿題の丸付けをしてもらう
など様々です。
一方で、「作文を書かせた」という回答もありました。
AIに宿題を丸投げしている子もいるということです。
子ども自身の約4割が「自分で考えなくなりそう」と感じている
博報堂教育財団が小4〜中3の1,200人に「AIを使うとどうなると思うか」を聞いたところ、子どもたち自身の約4割が「自分で考えなくなりそう」と答えています。
子ども自身が、そう感じているんです。
しかも、ルールを決めている家庭は約1割
さらに、AIを使う際のルールを家や学校で「決めている」と答えた子は、わずか約1割でした。
つまり、9割の子どもがルールのないまま、AIを使っている。
便利だからこそ、正しい使い方を知る必要がある
便利だから使う。答えが出るから頼る。
でも「本当にそれで合ってる?」と確かめる習慣がない。
「自分はどう思う?」と考えるステップがない。
これは、AIが悪いわけではありません。
使い方を誰にも教わっていないことが問題です。
包丁は便利な道具ですが、持ち方を教わらずに使えば怪我をします。
AIも同じです。
便利だからこそ、正しい使い方を知っている子と知らない子の差が、これから大きく開いていきます。
自分で考えて、その上でAIを使う
自分で考えて、自分で確かめて、その上でAIを道具として使う。
その順番を身につけるのは、早ければ早いほどいいと、私は考えています。
AI Lab Kids 高橋
参考データ
- ニフティキッズ「AIに関するアンケート調査」2025年5月
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000382.000023383.html - 博報堂教育財団 こども研究所「子どもと生成AI」調査 2025年8月
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/2048479.html
