求人票の書き方|応募が来ない求人票を「実際に直すとこう変わる」で解説

ノートPCの画面に求人サイトの検索結果が表示され、似たようなタイトルの中で1件だけ違うタイトルが青く目立っている

「求人票 書き方」で検索すると、どの記事にも同じ構成が並んでいます。

  • 必須項目の一覧
  • 禁止事項のリスト
  • 書き方のコツ5選
  • テンプレート付き

どれも正しい情報です。求人票を書くなら、まず必須項目と禁止事項を押さえることは前提です。

ただ、これらを全部押さえた求人票でも、応募が来ないことがあります。

必須項目は漏れなく書いた。
禁止事項にも引っかかっていない。
テンプレートの通りに整えた。

それでも反応がない。

原因は「何を書いたか」ではなく、「どう伝えているか」にあります。

同じ項目を書いていても、応募が来る求人票と来ない求人票がある。この違いは、情報の中身ではなく、伝え方の設計で生まれています。

この記事では、必須項目や禁止事項は最低限の整理にとどめ、本題である「伝え方をどう変えれば応募につながるか」を、実際の求人票のビフォー・アフター事例を交えて解説します。

私は中小企業の採用支援の仕事をしていて、設備工事、介護、製造業、飲食、物流など8業界の求人票を添削してきました。

その中で繰り返し感じるのは、条件は悪くないのに、伝え方で損している求人票が非常に多いということです。

目次

求人票に書くべき項目と、書いてはいけないこと

求人票の伝え方を考える前に、まず土台を確認します。

※必須項目とNG表現をすでにご存知の方は、次の「応募が来ない求人票に共通する『伝え方』の問題」から読み進めてください。

求人票には、法律で明示が義務づけられている項目があります。

厚生労働省が定める必須項目は以下の通りです。

  • 業務内容(変更の範囲を含む)
  • 契約期間(更新基準を含む)
  • 試用期間の有無と内容
  • 就業場所(変更の範囲を含む)
  • 就業時間・休憩時間
  • 休日・時間外労働
  • 賃金(固定残業代がある場合は内訳も必須)
  • 加入保険
  • 募集者の名称
  • 雇用形態
  • 派遣労働者の場合はその旨

2024年4月から追加された項目

  • 業務内容の変更の範囲
  • 就業場所の変更の範囲
  • 有期契約の更新基準

スペースの都合で全項目を記載しきれない場合は、「詳細は面談時にお伝えします」と補足した上で、面談前までに書面やメールで明示する必要があります。

これらは「書かないと法令違反になる項目」です。一つでも欠けていないか、公開前に必ず確認してください。

書いてはいけないNG表現

逆に、求人票に書いてはいけない内容もあります。知らずに書いてしまうと、掲載停止や行政指導の対象になるリスクがあります。

性別の制限

  • NG:「男性歓迎」「営業マン募集」「看護婦」
  • 男女雇用機会均等法により、性別を限定・優遇する表現は原則禁止

年齢の制限

  • NG:「35歳以下」「20〜30代歓迎」
  • 雇用対策法により、年齢制限は原則禁止(定年やキャリア形成など例外あり)

国籍・身体的特徴による制限

  • NG:「日本国籍のみ」「身長170cm以上」
  • 本人の努力で変えられない要素を条件にすることは禁止

居住地域の制限

  • NG:「○○県在住の方」「通勤30分以内の方」

虚偽の内容

  • 実際の条件と異なる内容を記載すると、トラブルや法的リスクにつながる
  • 給与幅を大きく設定しすぎることも注意が必要

他社の求人票の転用

  • 求人票には著作権がある。他社の内容をそのまま使うと権利侵害になる

ここまでが「求人票のルール」です。

必須項目を満たし、NG表現を避ける。これは求人票を書く上での前提条件です。

ただし、これだけでは「正しい求人票」は作れても、「応募が来る求人票」にはなりません。

同じ必須項目を埋めていても、伝え方次第で求職者の反応はまったく変わります。

次から、その「伝え方」の話に入ります。

応募が来ない求人票に共通する「伝え方」の問題

必須項目は漏れなく書いた。
禁止事項にも引っかかっていない。
条件も相場から大きく外れていない。

それでも応募が来ない。

「テンプレートの通りに書いたのに反応がない」という声もよく聞きます。

テンプレートは必須項目を漏れなく埋めるには便利ですが、どの会社が使っても同じ形になる。つまり、テンプレートだけでは「自社だけの求人票」にはなりません。

こうしたケースで求人票を見せてもらうと、共通するパターンがあります。

書いてある情報は間違っていない。でも、求職者が「この会社の話を聞いてみたい」と思う要素がどこにもない。

これは情報が足りないのではなく、情報の「伝え方」に問題があるケースです。

求職者が求人票を読むとき、すべての項目を均等に読んでいるわけではありません。

読む順番があり、その途中で離脱が起きています。

流れはこうです。

タイトルで手を止めるか

求人サイトの検索結果には、同じ職種の求人がずらっと並びます。求職者がまず見るのはタイトルと条件の数行だけです。ここで「開いてみよう」と思わなければ、本文は読まれません。

冒頭で読み進めるか

タイトルで興味を持ってクリックした求職者が、次に見るのは本文の最初の数行です。ここに新しい情報がなければ、「思ったのと違った」と閉じてしまいます。

仕事内容で「自分にもできそう」と思えるか

冒頭を読み進めた求職者が、応募を判断する最後のポイントが仕事内容です。ここで自分が働く姿を想像できなければ、応募には至りません。


応募が来ない求人票の多くは、この3段階のどこかで求職者を逃しています。

私はさまざまな業界の求人票を添削する中で、このパターンを繰り返し見てきました。

たとえば、建設業の施工管理の求人票。タイトルに「施工管理/年間休日120日/賞与年2回」と書いてある。条件は悪くない。でも、同じ職種の求人が10件並んだとき、このタイトルでは他社と区別がつきません。

介護の求人票では、冒頭が「私たちは『その人らしさ』を大切にしています」という理念から始まっている。大切な想いだとしても、クリックした直後の求職者が知りたいのは理念ではなく、「この会社は他と何が違うのか」です。

製造業の求人票では、仕事内容に「製造業務全般」とだけ書いてある。未経験歓迎と言いながら、未経験者が読んでも何をする仕事なのか想像できない。

どれも、書いてある情報自体は間違っていません。でも、求職者が読む順番と、各段階で「何を期待しているか」に合っていない。

上位記事の多くは「具体的に書きましょう」「わかりやすく書きましょう」とアドバイスしています。

間違いではありませんが、「具体的に」だけでは何をどう変えればいいかわかりません。

大事なのは、求職者が読む順番に沿って、各段階で「次を読む理由」を作ることです

では、タイトル・冒頭・仕事内容のそれぞれで、具体的にどう変えればいいのか。

実際の求人票の改善事例を交えて解説します。

タイトル・冒頭・仕事内容——伝え方を変える3つのポイント

求人票を全部書き直す必要はありません。

求職者が読む順番に沿って、離脱が起きやすい3箇所を変えるほうが現実的です。

ここでは、実際の求人票を添削した事例を交えながら、それぞれの考え方を解説します。

① タイトル——求人一覧で「手を止める」ための設計

求人サイトの検索結果で、求職者がまず見るのはタイトルです。

ここで「この求人を開いてみよう」と思わせられなければ、本文がどんなに良くても読まれません。

私がさまざまな業界の求人票を見てきて感じるのは、タイトルが「条件の羅列」で埋まっている求人票が非常に多いということです。

たとえば設備管理の求人を検索すると、タイトルはほとんどこうなっています。

「設備管理/年間休日120日/転勤なし/残業月20時間以下」

どの会社も同じ構造です。条件を「/」で区切って並べる。求職者から見ると、全部同じに見えます。

求人サイトで設備管理の求人タイトルが並んでいる画面

タイトルを考えるとき、最初にやるべきなのは「同じ職種の求人を実際に検索して並べて見ること」です。

これをやると、自社のタイトルが他社とどう見えるかがわかります。

ある設備工事会社の求人票を添削したときの話です。

元のタイトルはこうでした。

変更前:

食品工場の設備管理/未経験歓迎/賞与5ヶ月/残業月10時間

条件は悪くありません。賞与5ヶ月は相当良い水準です。

でも、先頭に来ているのが「食品工場の設備管理」。未経験の求職者にとって馴染みのない言葉です。

求職者はスマホで一覧をスクロールしています。タイトルの最初の数文字で「自分に関係があるかどうか」を判断している。

「食品工場の設備管理」で始まるタイトルは、経験者なら意味がわかります。

でも未経験者には何の仕事かイメージが湧かない。イメージが湧かなければ「自分向けじゃない」と判断して、そのまま下にスクロールされます。

この会社の最大の武器は「年収510万円」「賞与5ヶ月」です。未経験でこの年収はかなり珍しい。

でもその武器がタイトルの後半にある。先頭の「食品工場の設備管理」で離脱されたら、510万円という数字は一生見てもらえません。

ここで考えたのは、「この会社の情報の中で、他社のタイトルにはまず出てこない要素は何か」です。

答えは明確でした。「未経験1年目から年収510万円」。これは同じ職種の求人が10件並んだとき、他にはまず出てこない数字です。

変更後:

1年目から年収510万円|年間休日120日|土日祝休み|賞与5ヶ月|食品工場の設備管理

タイトルを改善した求人が他の求人の中で目立っている画面

変えたのは順番だけです。情報量は同じ。

「年収510万」は、誰でも考えなくても「お?」と手が止まる言葉です。馴染みのない業界用語とは違い、脳のリソースを使わずに反応できる。

だから先頭に置く。「食品工場の設備管理」は最後に回す。先に条件で興味を引き、「見てみるか」と思わせてから仕事内容を伝える。

この「その会社にしかない武器を探して、タイトルの先頭に置く」という考え方は、業界を問わず使えます

条件が業界の中で珍しいなら、その条件を先頭に出す。

条件で差がつかないなら、条件以外の「この会社ならでは」を探す。

営業職なら「飛び込みなし・既存顧客のみ」
事務職なら「残業月5時間・17時半退社」
ドライバーなら「手積み手降ろしなし」

求職者が不安に感じていることの裏返しが、そのままタイトルの武器になります。

どの会社にも、探せば「うちだけの情報」があります。それをタイトルの先頭に入れるだけで、条件を変えずにクリックされる確率が変わります。

タイトル改善の詳しい設計プロセスは、以下の記事で解説しています。

【勝手に添削】求人を出しても応募が来ない?求人票の”伝え方”を変えるだけで反応は変わる

② 冒頭——タイトルの先にある情報を出す

タイトルで「おっ」と思った求職者がクリックした。次に目に入るのは、本文の冒頭2〜3行です。

ここが第二の関門です。

中小企業の求人票で多いのが、冒頭がタイトルとほぼ同じ情報で始まっているパターンです。

タイトルに「未経験歓迎/年間休日119日」と書いてあるのに、本文の冒頭でも同じ条件をもう一度並べている。これだと求職者は「新しい情報がない」と判断して離脱します。

ある介護事業所の求人票を添削したときの話です。

この会社は年間休日119日、残業月8時間、出戻り社員がいるほどの職場環境という、介護業界の中ではかなり恵まれた条件を持っていました。

タイトルを「年間休日119日・残業月8時間|一度辞めた社員が戻ってくる介護施設」に変え、求職者の興味を引く設計にしました。

ところが、本文の冒頭はこうなっていました。

変更前:

~未経験・新卒・ブランクある方歓迎!/20~50代まで幅広い世代が活躍中/手当充実で安心◎/資格取得支援制度アリでスキルアップが叶う~

タイトルに書いてあった条件の繰り返しです。

「一度辞めた社員が戻ってくる」を見てクリックした求職者が、最初に知りたいのは何か。

「なんで辞めた人が戻ってくるの?」です。

その答えがないまま、タイトルと同じ条件がもう一度並んでいる。「思ったのと違うな」と感じた時点で、離脱が起きます。

冒頭で考えるべきは、「タイトルで生まれた期待に、何で応えるか」です。

タイトルで「年収510万」を打ち出したなら、冒頭ではその内訳を見せる(設備工事の事例)。

タイトルで「出戻り社員がいる」と打ち出したなら、冒頭ではその理由を見せる。

変更後:

なぜ、一度辞めた社員が戻ってくるのか。

スタッフ同士の食事会やサークル活動がある。困ったことがあればすぐに先輩に相談できる。この施設には、数字には表れない「居心地の良さ」があります。

介護スタッフ約20名、20代から50代まで幅広い年齢層のチームです。

タイトルの「一度辞めた社員が戻ってくる」に対して、冒頭で「なぜ?」を投げかけ、具体的な事実で答えています。

「なぜ?」→「こういう職場だから」→「チームの構成はこう」。

この流れがあるだけで、求職者は「もう少し読んでみよう」と思えます。

冒頭の役割は、タイトルの繰り返しではなく、タイトルの先にある情報を出すこと

タイトルで生まれた疑問に、冒頭で答える。この順番を意識するだけで、読み進めてもらえる確率は変わります。

営業職で「飛び込みなし」をタイトルに入れたなら、冒頭では「では何をするのか」の具体を見せる。

事務職で「残業月5時間」を打ち出したなら、冒頭では「なぜその残業時間が実現できているのか」を示す。

業界が違っても、考え方は同じです。

冒頭改善の詳しい設計プロセスは、以下の記事で解説しています。

【勝手に添削】介護の求人に応募が来ない?条件は良いのに”伝え方”で損している求人票の特徴

③ 仕事内容——「自分にもできそう」と思わせる設計

タイトルで手を止めてもらえた。冒頭で読み進めてもらえた。

ここまで来た求職者が、最後に判断するのが仕事内容です。

ここで「自分にもできそうだ」と思えなければ、応募には至りません。

仕事内容の書き方で、最もよく見かける問題があります。

「未経験歓迎」と書いてあるのに、仕事内容が経験者にしか通じない言葉で書かれている

ある金属加工会社の求人票を添削したときの話です。

従業員約20名の町工場で、大手メーカーから直接部品を受注している会社です。タイトルに「未経験歓迎」を打ち出していました。

仕事内容欄はこうなっていました。

変更前:

産業機械部品の製缶・溶接、製作技術、加工機械(マシニング)操作をお任せします。

架台・コンベアフレーム・タンク・機械ベース等を、図面指示通りに素材を仮溶接しながら製品の形にしていきます。

経験者が読めば、何をする仕事かイメージできます。

でもこの求人票は「未経験歓迎」です。未経験者もこの文章を読む。

最初の2行で、知らない言葉が5つ以上出てくる。

「製缶」「マシニング」「架台」「コンベアフレーム」「仮溶接」。

製造業に限らず、どの業界でも同じことが起きています。

建設業なら「施工管理業務全般」
介護なら「介護業務全般」

書いている側は正確に書いているつもりですが、その業界を知らない人が読むと何も想像できません。

人は、知らない言葉が続くと「自分向けではない」と判断します。タイトルで「未経験歓迎」と言っていたのに、仕事内容を読んだ瞬間に「自分には無理だ」と離脱する。

仕事内容をどう書き直すかを考えるとき、まず整理したのは「この求人票を読むのは誰か」です。

「未経験歓迎」と書いている以上、未経験者が読む前提で書く。でも経験者が読んでも「ちゃんとした仕事だ」とわかる情報も必要。

この2つを両立させる方法が、「専門用語+平易な説明」のセットです。

変更後:

産業機械に使われる金属部品の製造をお任せします。

手のひらサイズから2メートル近い大型のものまで、大手メーカーから届く図面をもとに、一つひとつ形にしていく仕事です。

入社後は溶接・組立・機械加工の3つの部門を経験し、本人の希望と適性を見て担当を決定します。

溶接:鉄やステンレスの板やパイプを切断し、図面通りに組み立てる作業です。
組立・仕上げ:部品同士を組み合わせ、電動工具で仕上げていく作業です。
機械加工:加工機械に素材をセットし、プログラムに沿って金属を削り出す作業です。

冒頭を「産業機械に使われる金属部品の製造」という、誰にでもわかる一文から始めています。専門用語は使っていないけれど、経験者が読んでも「ちゃんとした仕事だ」と感じる表現です。

「手のひらサイズから2メートル近い大型のものまで」という一文で、未経験者にもスケール感が伝わる。

そして各部門の説明は、専門用語を残しつつ「つまり何をするのか」を一文添えています。経験者は専門用語で判断でき、未経験者は説明文で理解できる。

専門用語をなくす必要はありません。「つまり何をするのか」を一言添えるだけで、未経験者にも経験者にも伝わる仕事内容になります。

建設業の「施工管理」なら「工事が予定通りに進むよう、職人さんとスケジュールを調整する仕事です」。

介護の「身体介助」なら「入浴や食事のサポートなど、利用者さんの日常生活をお手伝いする仕事です」。

どの業界でも、専門用語の後に「つまり」を一言添えるだけで、読み手の理解は大きく変わります。

仕事内容改善の業界別事例は、以下のシリーズで詳しく解説しています。

「勝手に添削」シリーズ一覧


この3つのポイントに共通しているのは、情報の中身を変えていないということです。

給与を上げたわけでも、休日を増やしたわけでもありません。もともと求人票にあった情報を、求職者が読む順番と視点に合わせて整理し直しただけです。

条件を変えずに、伝え方を変える。それだけで、同じ求人票でも求職者の反応は変わります。

それでも変えられないもの

ここまで「伝え方を変えれば応募は変わる」という話をしてきましたが、正直に言えば、伝え方だけでは限界があるケースもあります。

給与が同じ地域・同じ職種の相場より大幅に低い場合。

たとえば、相場が月給25万円の職種で月給18万円だと、どんなにタイトルや冒頭を工夫しても厳しい。

求職者は複数の求人を比較しているので、条件が目に見えて劣っていれば候補から外れます。

年間休日が極端に少ない場合も同じです。業界の標準が110日前後なのに80日台であれば、伝え方でカバーできる範囲を超えています。

こうしたケースでは、まず条件そのものを見直すことが先です。

では、伝え方で変えられるのはどういう場合か。

条件は相場と大きく変わらないのに、求人票を開いても他社との違いが見えない。そこで応募を逃しているケースです。

条件は悪くないのに、タイトルが他社と同じ言葉で埋まっている。冒頭がタイトルの繰り返しになっている。仕事内容が経験者にしか通じない言葉で書かれている。

ここまで見てきた設備工事、介護、製造業の事例は、まさにこのパターンです。

私は中小企業の採用支援の仕事をしていて、建設業×施工管理×地方×従業員約20名という、最も反応が取りにくい条件でスカウトを運用してきました。

求人票でもスカウトでも、「伝え方の設計で結果が変わる」という原理は共通です。

同条件の平均に対して約3.5倍の返信率を出していますが、これは条件を変えたからではありません。伝え方の設計を変えた結果です。

ただし、スカウトでも求人票でも、条件が相場から大きく外れている場合は設計だけではカバーできません。

整理すると、こうなります。

条件が相場から大きく外れている → まず条件の見直しが先

条件は相場並みなのに応募が来ない → 伝え方の問題。求人票の見直しで改善できる可能性が高い

自社がどちらに当てはまるのかを見極めた上で、伝え方で変えられる部分に集中する。この切り分けが前提です。

求人票だけでなく、スカウトでも同じ原理が当てはまります。件名・冒頭・クロージングの設計で返信率がどう変わるかは、以下の記事で解説しています。

ビズリーチのスカウト返信率は平均何%?返信が来ない原因と、同条件平均3.5倍を出した設計の考え方

まとめ

「求人票 書き方」で検索すると、必須項目・禁止事項・テンプレートの記事が並びます。

どれも正しい情報です。でも、それだけでは「応募が来る求人票」にはなりません。

この記事で伝えたかったのは、求人票は「何を書くか」ではなく「どう伝えるか」で結果が変わるということです。

ポイントは3つ。

タイトル

同じ職種の求人が並んだとき、自社の求人だけが違って見える要素が入っているか。条件の羅列ではなく、「この会社にしかない情報」を先頭に置く。

冒頭

タイトルの繰り返しではなく、タイトルで生まれた期待に応える情報が出ているか。求職者の「なぜ?」「本当?」に冒頭で答える。

仕事内容

その仕事を知らない人が読んでも、自分が働く姿を想像できるか。専門用語をなくす必要はない。「つまり何をするのか」を一言添える。


どのポイントも、条件を変える必要はありません。もともと求人票にある情報を、求職者が読む順番と視点に合わせて整理し直すだけです。

ただし、条件が相場から大きく外れている場合は、伝え方の前に条件の見直しが先です。

伝え方で変えられるのは、条件は相場並みなのに応募が来ていないケース。

この切り分けを間違えないことが前提です。

求人票の伝え方を見直す具体的な考え方は、以下の記事でも解説しています。

中小企業の求人に応募が来ない?|媒体を変える前に見直すべき「求人票の伝え方」

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この記事を書いた人:Create Match 中小企業向けダイレクトスカウト代行・採用サポーター。「建設業×施工管理×地方」という最も反応が取りにくい条件で、業界平均約3.5倍の返信率を実現。中小企業の採用を、求人票の設計から支援しています。

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この記事を書いた人

中小企業向けダイレクトスカウト代行・採用サポーター。「建設業×施工管理×地方」という最も反応が取りにくい条件で、同条件平均の約3.5倍の返信率を実現。中小企業の採用を、求人票の設計から支援しています。

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